大桑神社(小森)

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 茨城県道15号脇に鎮座する大桑神社(結城市小森1)。
 社号標石の裏には「大正十一年一月建之」、鳥居の柱には「昭和四十八年四月吉日建之」と刻まれている。
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 こちらも結城百選の一つ。
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結城市指定文化財
 有形文化財〈建造物〉大桑神社本殿(平成四年三月三十一日指定)
 天然記念物     大桑神社の欅(昭和五十一年二月五日指定)
 流造、銅板葺、三面を彫刻で荘厳化した本殿は、千七百二十二年(享保七)に建てられ、当初は桧皮葺で、数回の葺きかえの後、千八百四十八年(嘉永元年)に銅板葺になったことが、棟札により確認されています。
 彫刻は、東西二面が中国の故事(東・虎渓三笑、西・光子甕割)、北面は日本神話(天の岩戸)を題材にしています。また、棟札には建造にあたった小森村の彫物大工や番匠、この地方の棟梁の名等が記されています。
 大桑神社の成立については、古代、東国に養蚕・織物を伝えたとされる阿波斎部が、養蚕・農業の神、稚産霊尊を祭神
として、北方の大水河原に創建、この辺り一帯を大桑郷と名付けたことに始まり、その後、洪水により流失、千四百七十九年(文明十一)今の地に移ったと伝わります。
 そして、南北朝時代には、結城家七代直朝が、関城攻略に際し、戦勝を祈願した結城七社の一つに数えられています。
 小森という地名は、阿波斎部の伝えた養蚕を守り、養蚕・織物が盛んであったことから、いつとはなしに、この辺りは「蚕守(こもり)」と称され、中世結城氏の時代には合戦に備えてこの地に兵を篭らせたことから、「篭(こもり)」と称されたことに由来すると伝わります。
 また境内の欅群は、大きいものは、目通り直径一・七メートル根まわり八メートルを超え、樹齢三百五十年以上と推定される、市内でも最大級の欅で、天然記念物に指定されています。

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 拝殿。
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 斜めから。
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 丸っこい狛犬。
 台座には「大正十四年六月吉日」と刻まれている。
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 少し角度を変えると、あらそんなに太くは見えないな。
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大桑神社の由來
火の神軻遇突智と土の神埴山姫とにより誕生の稚産霊の神は頭の上に蚕と桑が生じ臍の中には五穀が生えて農蚕業の神として尊崇さる 時元明天皇の和銅年代に現在の大水川原に創建 文明十一年と享保八年の大洪水のため社殿流出し延享二年現在地に再建す
天富命の命を受けた阿波の斉部なる者この地を通り大桑の木が茂りその部落の人の欲するまま蚕を与え養蚕の仕方を教え稚産霊尊を祀り部落を大桑郷と名付く 中世の結城家時代には不意の合戦に備える時の鐘あり軍兵交替に社に篭り篭と称され養蚕盛んとなり蚕守に転訛し現在の小森の称となる
結城七社の一に数えられ明治時代迠別当寺大桑山恵勝寺浄福院が在り
享保六年浄福院沙門元映誌に依る
昭和四十八年十一月十五日 孝顕英文書
 小森の名の変遷が鳥居脇の案内板の記述とは少し順序が違っているが、まぁ時代と共に当てる字が変わっているということでは概ね一緒か。
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 本殿。
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 本殿東側には大きな石が置かれている。
 蚕種石……ではないな。なんだろう。
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 天満天神宮。
 右側の石碑は凱旋記念之碑。
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小林儀八問壽臧碑
   正三位松田正久篆額
小林儀八君資性任侠重義輕財趨人之急如渇是
以信義顯郷黨頑強之徒亦拱手服従敦厚成風矣
君下總國結城郡絹川村小森人天保八年十二月
三十日生父久四郎母小林氏家世務稼穡冨冠閭
里君不好農耕注意商事兼業漕運見時察變處辨
不錯機冝得竒利不爲少人皆稱其敏慧凢有築校
修道架橋之事則率先出資且利衆益人之舉大小
莫不與之者初當自由民權説起籍於自由黨奔走
誘導大喚起人心毎見黨員窮者扶助補給以成其
志揮其囊資亳無所顧焉若君真可謂善聚善散也
君娶山中氏舉三子男半藏類父好義有令名女二
人倶孝順一家輯睦靄靄如春君今茲六十七歳郷
人念平生功徳胥謀欲建壽碑記事使余撰文余嘗
聞君名及見其状益服爲人即作之銘曰
 載聚載散 克柔克剛 義聲振衆
 徳化遍郷 絹川之湄 結城之陽
 有屹貞石 侠名長香
明治三十六年四月
    栗原亮一撰
    野口勝一書 宮田九鶴刻

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 結城市指定文化財(天然記念物)の欅の脇に……なんだったかなこれ。末社などではなかったと思うが、神庫かな。
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 境外の道端に馬頭尊。
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八幡神社(久保田)

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 鬼怒川に架かる栄橋の結城市側に一里塚があり、そこから170m程南西に鎮座する八幡神社(結城市久保田40)。
 鳥居の柱には「昭和十八年十一月竣工」と刻まれている。
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 拝殿。
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 狛犬。
 台座には「昭和十二年八月吉日」と刻まれている。
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 斜めから。
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 本殿。
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 庚申塔や青面金剛、十九夜塔など。
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