白鳥神社(小川町勝呂)

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 兜川の源流の一つである西浦川の畔に鎮座する白鳥神社(比企郡小川町勝呂316-2)。

『当社南方一キロメートルほどにある地を小名神出(じんで)と呼んでいる。ここは古くからマンガン・黄銅鉱などを産出する所である。
 当社の創祀伝説は、この鉱脈とかかわりが深い。
 村内の谷津(現在の字神出)で夜ごと光るものがあり、村人は恐れおののき近付く者もいなかった。ある時、当地を通りかかった一人の落武者がその話を耳にし、光の発する場所を掘り起こしてみると、十一面観音像が現れた。ときあたかも上空を二羽の白鳥が舞い、掘り終わると同時に白鳥は向かい側の山の中腹に舞い下りた。武士と村人らはこの白鳥を神の使いと崇め、白鳥のとまった場所に十一面観音を安置した。以来、白鳥大明神として祀られるようになった。その創祀は暦応三年(1340)とも明徳年間(1390~94)とも伝えられている。更に「郡村誌」には「天文三年壬辰(1534)二月勧請す」と記されている。祭神は「明細帳」に「日本武尊」とある。
 十一面観音像が掘り出された光の発する場所とは鉱脈を示すと考えられる。おそらく発光伝説は、別当であった西福寺の法印により、日本武尊の霊が白鳥と化して飛び去ったとする白鳥伝説と結び付けて語られたものであろう。西福寺は当社
東側にあった天台宗の寺院で、明治六年に廃寺となった。「風土記稿」に当社は「白鳥神社 村の鎮守なり、本地仏十一面観音を安ず」とある』
(「埼玉の神社 大里 北葛飾 比企」より抜粋)
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 拝殿。
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 狛犬。
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 社務所兼炊事場。
 社務所・拝殿修復建設記念碑によれば、平成五年(1993)に拝殿の修復と社務所兼炊事場の建設が行われたのだそうだ。
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 境内無償譲渡並外宇改築記念碑の前を通って本殿へ。
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 鳥居。
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 本殿及び末社等の覆屋。
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 左から三光大神社、十一面観音、白鳥神社本殿。
 その後ろには天手長男神社、国枝神社、疱瘡神社、琴平神社、白山神社、稲荷神社、天満社の七社が並んでいる。「埼玉の神社 大里 北葛飾 比企」の見取図を見ると、国枝・疱瘡・白山の三社は無く、代わりに淡島神社が記されている。この本は23年前の発行なので、その間に入れ替わりがあったのだろうか。
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 三峯神社。
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