金剛寺(苗ヶ島町)

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 苗島神社の東側に位置する真言宗豊山派霊松山歓喜院金剛寺(前橋市苗ヶ島町1147)の表大門。
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 金剛寺の表大門南側の交差点脇には前橋市指定重要文化財の石燈籠が建てられている。
 五年前の東日本大震災でこれと神社の石燈籠十二基が倒壊したが、自治会と神社によって修復されたと台座に刻まれている。
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 表大門傍におびんづる様
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 台石の背面側には石のプレートが嵌め込まれ、以下の碑文が刻まれている。
『苗ヶ島のお賓頭廬様は約四百年前からこの地に在り地域の人達の心の拠り所として深く信仰されていたが明治初年の政令により金剛寺本堂裏に移された後忘れられていた
 平成二十三年三月十一日に発生した東日本大震災を契機に地域の安泰と住民の無病息災を願い併せて被災地の鎮魂と復興を祈り多くの方々の賛同を得てここに再建する
  平成二十四年三月十一日』
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 前橋市指定重要文化財の石殿(おびんづる様)。
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『金剛寺興隆碑
我金剛寺在群馬縣勢多郡苗嶋邑山號靈松院號歓喜傳曰承安
中相地赤城山大通龍創建此寺隷京都府醍醐寺派報恩院慶長
元和之際有圓義上人移寺今地上人曽欲刻施無畏尊像安置之
伐大通龍廢址之古松見其根生靈芝形似尊像長四寸三分因採
而藏之所刻尊像之胎内靈松之號實由之也其後有寛海阿闍梨
學深徳高寺格以進此爲第七世寶暦中智海師住此亦有令聞遐
邇仰其徳會堂宇罹回禄之災盡屬烏有獨存本尊像及靈芝乃焦
心苦慮遂恢復之此爲第十世明治之初世運一變佛法大衰紺園
袛林鋤爲田者甚多矣我寺亦大損舊觀有志者憂之時寛運師有
今譽被薦任持此爲第十八世師夙夜勵精弘教傳道卅餘年如一
日其化被四方弟子寛榮師亦與有力遂代爲住持實今山主也卄
九年轉隷奈良縣豊山派長谷寺二師協力計興隆遂謀諸衆衆皆
欣然諾之爭納浄財卅四年起工卅七年落成於是乎輪奐之美復
昔日之觀足以令佛日復明矣嗚呼偉哉乃有志者相謀建碑記其
梗漑傳于不朽係以銘曰
 誰開浄域 圓義上人 靈芝示瑞 四方仰神 俄遭世變
 業風捲塵 時有寛公 丹誠絶倫 赤城之巓 聳于九旻
 高掲法燈 佛徳維新
明治歳次甲辰夏五月
      東京護國寺住職權中僧正 高城義海篆額弁書
      東京豊山中學校教諭   平野市十郎撰』
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 参道を歩いて行くと、右手側に「苗ヶ島町の七つ石 蚕種石(石仏の台石)」と書かれた案内板と明和六年(1769)九月造立の青面金剛。
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 そのすぐ先にも青面金剛があるが、こちらの台石は蚕種石とは関係無いのかな。
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 中大門。
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 句碑。
「芋畑の 大きな月が 椀の中   丒之助」
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 本堂。
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『本堂改修記念碑
当山の開山は承安年間(約八二五年前)赤城山大通龍に創建し
院号を歓喜院と称しました。現在地には、慶長・元和の頃(約
四〇〇年前)第四世円義上人により建立されたと伝えられてお
ります。宝暦年間火災の為に灰燼に帰しましたが、七世智海上
人により再建、現本堂は当時のものです。再建当時は、茅葺き
でありましたが大正十年に瓦葺きに屋根替え及び鐘楼堂を建立
し、盛大に祝典を開催した事が記されております。爾来既に七
十五年、風雪に耐え柱組に比し極度に加重が増大し、老朽化も
進み雨漏りが進んで参りました。
再建以来二百七十年歴代住職・総代及び寺世話人の方々や檀信
徒の皆様方のご先祖様、当山有縁の先人達が、その信仰の中心
的建造物として護持されてきました。その先徳の方々の御意思
を後世に伝える為に、本堂改修を講じざるを得なくなり、平成
七年十月一日檀信徒総会を開催し多数のご賛同を頂き、平成八
年九月、六百人以上の方々の浄財を結集して改修工事着手、平
成九年七月改修工事完成。
平成九年十一月十六日、落成慶讃法要「大般若転讀会」を厳修。
茲に記念碑を建立し改修の趣旨と経緯を記し且つ、檀信徒及び
有縁の方々の篤信の心と改修事業を永く後世に伝えるものであ
る。
 平成九年十一月十六日』

『中国青龍寺参拝記念碑
当山本堂改修記念事業として、平成十年三月宗祖弘法大師(空海)ゆかり
の地、中国陜西省「青龍寺」・「法門寺」を参拝し本堂改修工事完成を奉
告し、その偉業を後世に伝えるものである。
  佛法興隆 恵果和上 弘法大師 当山隆昌 伽藍安静
  世界平和 国内泰平 護持檀越 乃至法界 平等利益』
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 金剛寺の文化財案内板。
 双体道祖神はどこにあるのかわからなかった。
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 前橋市指定重要文化財の欄間彫刻。
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 前橋市指定重要文化財の石造五層塔と宝篋印塔。
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 前橋市指定重要文化財の赤城塔。
 右の石祠はなんだかわからないが、中に石仏らしきものが見えた。
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 金剛寺の文化財案内板。
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 前橋市指定重要文化財である円義上人の墓と石幢。

 金剛寺は東宮鐵男陸軍大佐と侠客大前田英五郎の菩提寺であるそうなのだが、お墓はどこにあったのだろう。地図を見ると本堂の北東に霊苑があるから、そっちかな。
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