稲荷神社(馬場町)

IMGS3780s_20160721194515883.jpg
 前橋市消防団第十七分団三部屯所の北50m程に鎮座する稲荷神社(前橋市馬場町字小太郎29-1)。
 駐車場は無いが、境内の端になんとか駐車できる。

『群馬縣管下上野國南勢多郡馬場村字小太郎 村社 稲荷神社
祭神 宇迦之御魂神 大山津見神 火雷神 素盞嗚尊
由緒 不詳
   明治四十四年六月二拾九日許可、本社境内末社八坂神社、大山祇神社、疱瘡神社及
  仝村字新山無格社八坂神社ヲ合併セリ
   大正十年四月二十二日明治三十九年勅令第九十六號ニ依リ神饌幣帛料供進神社トシ
  テ指定セラル
境内末社 七社
 神明神社 祭神 大日孁命
 稲葉神社 祭神 御年神
 御嶽神社 祭神 國常立命
 琴平神社 祭神 大物主命
 八幡神社 祭神 誉田別命
 春日神社 祭神 建御雷神 天児屋命 齋主命 比賣神
 愛宕神社 祭神 火産靈命』
(「上野国神社明細帳」より抜粋)
IMGS3784s_201607212019099f0.jpg
 一の鳥居前の常夜燈。
 側面に「天明七丁未年六月吉日」と刻まれているので、1787年の造立。
IMGS3789s.jpg
 二の鳥居。
 額束の裏に「文化八年歳次未六月吉日」と刻まれているので、1811年の造立。
IMGS3781s.jpg IMGS3790s_20160721194513c10.jpg
 一の鳥居には「山神十羅刹 雷電王 稲荷大明神」、二の鳥居には「天王宮」と刻まれた額が掛けられている。
 一瞬、某雷電王閣下を祀っているところを妄想しそうになったが、こちらの御祭神は宇迦之御魂神と大山祇命、火雷神、素盞嗚尊の四柱なので、雷電王とは火雷神のことデスネ。
IMGS3987s.jpg IMGS3989s.jpg
 狛犬。
 台座には「昭和六十三年十月吉日」と刻まれている。昭和六十三年は1988年。
IMGS4001s_20160721223247a11.jpg
 拝殿。
IMGS4003s_20160721194512759.jpg

IMGS4000s.jpg
 本殿。
IMGS3996s.jpg IMGS3821s_20160721205321bdd.jpg
 本殿東側の末社群。
 右の小さな石祠三基は額部分に「意和羅」「御嶽山」「大頭羅」と刻まれているので、こちらの木曽御嶽信仰も大前田町の諏訪神社境内末社木曽御嶽三神と同様に順明行者の流れを汲んだものなのだろう。
 他の石祠はわからん。
IMGS3823s_201607212053214ef.jpg IMGS3834s.jpg
 本殿北西側の末社群。社日碑の他は不明。
IMGS3847s.jpg
 文政十一戊子年(1828)造立の石祠。
 額部分に文字が刻まれてはいるのだが、薄くなっていて判読は難しい。
IMGS3936s_20160721212757b33.jpg IMGS3942s.jpg
 「南無妙法蓮華経 春日大明神」と刻まれた石塔と文化財案内板。
『稲荷神社の文化財
所在地 前橋市馬場町29-1 稲荷神社
前橋市指定重要文化財 あ・うん石仏 指定年月日 昭和54年4月1日
 「阿吽」とは、仏教において宇宙の始まりと終わりを表すほかに、一対のものを指し示す言葉としても用いられている。神社仏閣で遂に置かれた狛犬や仁王像など、口を開けた「阿形」、口を閉じた「吽形」一対の像のモチーフとして使用された。稲荷神社に残されたこの石像は摩滅が著しく、その像容や作られた年代は判然としないが、一対で作られたものと考えられ、この地域の歴史を伝えている。

前橋市指定重要有形民俗文化財 馬場の石造馬頭観世音立像 指定年月日 昭和54年4月1日
 馬頭観音は頭上に馬頭を抱く菩薩で、地獄や餓鬼などの六道から衆生を救う六観音の一つとされる。観音は通常、慈悲を表した柔和でやさしい表情で表現されるが、馬頭観音のみ恐ろしい憤怒相で表され、諸悪を打ち砕く菩薩と信じられている。稲荷神社に伝えられる馬頭観音は石造で、三つの顔と六本の腕を持った三面六臂で、表情はやはり憤怒相で表されている。手には剣や蓮華などの持物を持ち胸の前で印を結んでおり、非常に丁寧なつくりである。
 江戸時代になると、馬頭観音は農耕馬などの動物の守護神として、また旅の安全を護る菩薩として広く信仰を集め、各地で馬頭観音が造られた。この馬頭観音の台座には、「□是畜生 発菩提心」「寛延四(1751)年辛未 九月十六日」「施主 敬白」と刻まれており、農耕や荷物の運搬等、人々の生活を支えた牛馬などの動物たちの平穏無事を祈念した、願主の祈りを表していると考えられる』
IMGS3943s_2016072121324578b.jpg IMGS3951s.jpg
 あ・うん石仏。
IMGS3980s.jpg
 地蔵尊と馬頭観音かな。
IMGS3966s.jpg
 地蔵堂。
IMGS3958s.jpg
 鬼子母神。
IMGS3877s.jpg IMGS3862s.jpg
 馬頭観世音。
IMGS3872s_201607212156125ca.jpg
 その下に一面二臂の馬頭観音。
IMGS3910s_2016072121561265b.jpg
 消防団屯所傍の道端に鎮座する天満宮と石祠二基。
 天満宮石塔には「天保五甲午歳二月建之 霊皇謹書」と刻まれているので1834年の造立。
IMGS3888s_20160721220831604.jpg
 群馬県道102号三夜沢国定停車場線の脇に大灯籠
 ここから900m程北上すると、苗島神社のそばにも大灯籠が建てられている。
IMGS3903s_20160721220830423.jpg
 群馬県道333号上神梅大胡線の脇、吉川酒店前に建てられた馬頭観音石塔
DSCF6860s.jpg

 以上で7月18日参拝分終了。
 使用機材はK-5IIsにDA15mm、DA20-40mm、50-150mm II。X30。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
ブログ内検索
カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
最近のトラックバック
FC2カウンター
プロフィール

梁瀬

Author:梁瀬
無駄な徘徊でCO2を増やす、
方向感覚に不案内なヒト

リンク
RSSフィード