愛宕神社(岩槻区本町三丁目)

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 東武野田線第50号踏切の傍に鎮座する愛宕神社(さいたま市岩槻区本町3-21-25)。
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 参道。
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 岩槻城の土塁跡の上に愛宕神社。
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 狛犬。
 台座には「昭和六年十月再建」と刻まれている。
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愛宕神社
 所在地 岩槻市本町三-二十-二十五
 愛宕神社の祭神は迦具土命であり、境内には松尾神社(祭神 大山咋命・伊弉諾命・伊弉冉命・徳川家康)、稲荷神社(祭神 倉稲魂命)、天神社(祭神 菅原道真)がある。迦具土命は火防、盗難除、安産の神、子育の神として知られ、近年は、進学・就職の神として信仰を集めている。
 神社の創建は明らかではないが、江戸時代初期の「武州岩槻城図」に愛宕神社が記されている。いい伝えによると、長禄元年(一四五七)に太田資清(一説には道灌)が岩槻城を築くにあたり城郭として外堀と土塁(土居)を造った。するとその傍らに小さな祠一社があり、風雨に曝された小板に幽かに迦具土命と言う字が見えた。これは火防の神(愛宕大神)であるので土塁上に移し祠った。その日が現在の七月二十四日であるので、今でも祭礼日として祭典を行っている。
 昭和五十九年三月

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 拝殿。
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 記念碑と天満宮。
本殿境内修復 愛宕会館建設記念碑
 今から五百数十年前の長禄元年三月太田道灌公岩槻城を築き 次子資家公初代城主となるや 六年後の寛正三年に外敵防禦 防風 風致に意を用い 城と町を圍む堅固な土居と深き濠をつくり 土居に欅 杉 椎等大木となる数種の樹木を植えた
 いつの世か この土居の最高所に火難除けの神 迦具土命を祭神とする愛宕神社が創建された 時は新暦七月二十四日に当り この日を祭祀の日と定め毎年の祭りを行っている
 時移り 人代ってここに幾星霜 本殿 石段 境内 参道等著しく荒廃して見るに忍びず 氏子総代しばしば会合し その善後策を講じて修復に決し 集会所新設と併せて工事の速進に踏み切ったのである
 かくて建設委員会は九町自治会の氏子に諒解を得て準備に着手し 事業計画 資金調達に努め工事推進に鋭意協力し 遂に昭和四十九年二月見事完成を見るに至ったのである
 昭和四十九年七月吉日
  撰文並書 八十翁 原口扁舟

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 末社。
 稲荷社、芳名碑、稲荷大明神、合祀社。右端の祠の中には複数の神の名が記された板があり、それには水神、阿■大菩薩、弘法大師、穴森稲荷、猿田彦大神、鬼子母神、権七菩薩、妙件大神、辨天大神、諏訪大神とあるが、いずれも下に消滅と書かれている。
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岩槻城大構
  指定年月日  昭和四十九年九月二十六日
  指定の種別  記念物(史跡)
  所有(管理)者 岩槻市本町三丁目二一番二五号 愛宕神社
 戦国時代の末から江戸時代の岩槻城下町は、その周囲を土塁と堀が囲んでいた。この土塁と堀を大構(外構・惣構・土居)という。城下町側に土塁、その外側に堀が巡り、長さは約八kmに及んだという。
 この大構は、天正年間(一五八〇年代頃)、小田原の後北条氏が豊臣政権との緊張が高まる中、岩槻城外の町場を城郭と一体化するため、築いたものとされ、城の防御力の強化を図ったほか、城下の町場の保護にも大きな役割を果たした。
 廃城後は、次第にその姿を消し、現在は一部が残っているにすぎず、愛宕神社が鎮座するこの土塁は、大構の姿を今にとどめる貴重な遺構となっている。

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 こちらが松尾神社なのかなと思ったら、明治十六年十二月に奉納された扁額には三社祠と記されていた。松尾神社・稲荷神社・天神社の三社を合祀しているとも考えられるが、稲荷社と天満宮は別にあったしなぁ。
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