鷲神社(見沼区大和田町二丁目)

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 市民の森・見沼グリーンセンターの南東に鎮座する鷲神社(さいたま市見沼区大和田町2-463)。
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鷲神社 御由緒
 さいたま市見沼区大和田町二‐四六三
□歴史
 当地は芝川左岸の大宮台地上に位置し、地名の大和田は、見沼の湾曲部にある地を意味する。当社は、この見沼を西方に望む台地際の急崖「鷲山耕地」に鎮座し、境内は近年まで杉の大木が林立していた。
 創建は中世、太田荘の惣鎮守である鷲宮神社(久喜市鷲宮鎮座)を勧請したことによる。太田荘の荘域は、現在の行田・羽生・加須全域、鴻巣・熊谷の一部と、南埼玉郡、北葛飾郡の一部であったが、鷲宮神社の信仰圏は、岩槻方面から見沼東岸にまで及んでいたものと思われる。
 主祭神は、天照大御神の右の角髪に巻いた御統から化生した天穂日命である。
 社殿は、安政二年(一八五五)の建造と伝える総欅の入母屋造りである。特に社殿入口の唐破風屋根は、近村には見られぬ高さを誇る豪壮なものである。
 別当は、『風土記稿』に中野村(さいたま市見沼区南中野)の正法院門徒の真言宗真福寺と載せるが、同寺は明治六年八月に廃寺となった。
 『明細帳』によると、明治六年村社に列せられた。また、往古、字塚の愛宕社が、次いで同四十年五月、字本村耕地の無格社火産霊社、境内社八雲社・天満社、同字無格社稲荷社、字椿耕地の無格社皇産霊社、字保浄耕地の無格社稲荷社が合祀され、同四十三年十一月、神饌幣帛料供進神社に指定された。
□伝説
 昔、当社近くの見沼に笛を吹く美女があらわれた。笛を聞くものは、舟に乗って沼にいくが、帰ってくる者はいない。ある若者が弓矢にて美女を射る時、にわかに黒雲がわき、豪雨となる。美女の姿はすでになく、笛のみが残されていた。村人はあの美女は竜の化身であったという。この笛は当社に伝えられた。
□祭祀
 ・歳旦祭(一月一日) ・祈念祭(二月二十三日)・神輿浄祓祭(七月一日)
 ・神幸祭(七月十五日)・例 祭(十月二日)  ・新嘗祭(十一月二十四日)

 拝殿脇の合祀碑には
 「字本村千七百番地 火産霊神社 八雲神社 天満宮 三峯神社
  字本村千八百一番地 稲荷社
  字椿二百十一番地 皇産霊神社
  字保浄二千二百三番地 稲荷社
  字鷲山千九百四番地 猿田彦神社 他三ヶ所」
 とも記されているが、上記の由緒書きには三峯神社や猿田彦神社などの名は記されていないのは何故なのだろう。
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 左の石燈籠には「月照暗」、右の石燈籠には「日暉朙」と刻まれている。
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 拝殿。
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 狛犬。
 台座には「嘉永二酉年十一月吉日」と刻まれているので1849年の造立なのだろう。
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 神楽殿。
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 末社。
 稲荷社だろうか。
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 造化三神。
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 末社なのか神庫なのかわからないが、脇の石燈籠には「奉納秋葉大権現御宝前 寛政十二庚申歳十一月吉日」と刻まれているのでもしかしたら秋葉神社或いは火産霊神社であるのかも?
 その手前には砲彈方匙と記された戦利品奉納記念碑と合祀碑が建てられている。
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砲彈方匙
戰利兵器奉納ノ記
是レ明治三十七八年役戰利品ノ一ニシテ我カ勇武ナル軍人ノ熱血ヲ濺キ大捷ヲ得タル記念物ナリ茲ニ謹テ之ヲ獻シ以テ報賽ノ微衷ヲ表シ尚
皇運ノ隆昌ト國勢ノ發揚トヲ祈ル
 明治四十年三月
     陸軍大臣寺内正毅
         正八位物部福臣謹冩

 合祀碑の方は殆どの文字ははっきりと残っているのだが部分的に薄くなっていたり崩し字で読めない所があったりするので書き写すのは諦めた。
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小学校修築記
明治五年政府下令立小學於町村北足立郡大和田與隣村共設一校後合大砂土村村中凡有三校而大和田居其一二十五年列尋常小學生徒益進然修廢寺而充校教室狭隘引光不冝師生倶難三十四年七月父老會區民議修築僉兪之乃醵千有餘金而充其費置委員若干而■事八月起工炎熱不倦工精夫勵夙夜拮据越九月成地則高燥舍則面陽構造堅牢引光得宜舍師有屋游習有塲百爾完備庶幾無遺憾矣三十五年得併置高等小學於戯非地豐人富仁美之里則焉能至于此爾今爾後登斯校修斯學者其可不亦益自勉而舉其績以報父老之徳乎
 明治三十五年九月
    埼玉縣北足立郡長正七位勲六等早川光蔵撰文并篆額
                   同郡書記田山嘉十郎書

 ■部分は廾の左上中央上右下に丶が付き、その下に目と言うもので、IMEパッドを使っても出て来ないのでわからない。
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 日露戦争記念碑と神宮拝詣之碑。
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 神輿庫だろうか。
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 さて、ここから南西に200m程、天神山公園の東側に大和田天神社があるのだが……見落としていたぁー ○刀乙
 この日は他にも植竹稲荷の西にある定慶稲荷も見落としていたし・・・・・・あー、また後であちらに行った時に参拝して来ることにしよう。
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